フォーラム21の例会や研究会などの活動内容を紹介します。 | |||||
第46回例会 ■日時:2007年12月7日(金) 18:00〜 ■会場:中部電力(株)若竹クラブ3Fホール ■講演:「電気設備における接触抵抗現象」 講師:大同工業大学・情報学部・情報学科 愛知久史先生 ■内容 |
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・ | 接触抵抗は材質・形状・接触過重・表面状態・通電電流によって決まる | ||||
・ | 接触抵抗により、接触部分の温度上昇が発生する。抵抗率の増加、表面酸化の加速、軟化・溶融がおこり接触不良が起き、接触抵抗の増大につながり、それが温度上昇につながる。 | ||||
・ | 開閉器などでは軟化・溶融によって起きる溶着が大きな問題になっている。 | ||||
・ | 点から線接触への以降は交叉円柱の交差角度を減少させ、線から面接触への以降は平行円柱の曲率半径を拡大させる。 | ||||
・ | 楕円球の接触は接触面も楕円となる。 | ||||
・ | 接触面積を増やすと接触抵抗は減少する。 | ||||
・ | 接触抵抗を下げるには材質を変える、接触面をクリーンにし鏡面にする、接触面積を増やすという方法がある。 | ||||
■感想 | |||||
・ | 接触抵抗について知見が広がった。 | ||||
・ | 接触抵抗を下げるためにはどうしたらよいのか、算定式を用いた理解が深まった。 | ||||
・ | 電気設備における接触抵抗を原因とする事故は多いので参考にしていきたい。 | ||||
以 上 |
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(報告者:(株)トーエネック 西戸 雄輝) |
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