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 フォーラム21の例会や研究会などの活動内容を紹介します。


 第38回例会


■日時:2006年2月7日(火) 18:00〜


■会場:中電若竹クラブ


■講演:「最新の画像診断装置及び放射線治療装置の技術動向と課題」
   講師:愛知医科大学病院、放射線科講師 大野和子先生


■内容

・CTは全国に約14000台が普及しており、一般的に利用されている。電源としては一定の電圧を確保できるような電源容量の確保が必要。20年前ぐらいは単相電源であったが、現在は三相電源である。
・CTの画像は、使用する電流値によって質が大きく左右される。電流値が大きいときれいな画像を撮影することができる。
・CTの連続的な画像を使用して、三次元的に画像を再構成する装置もある。
・MRIは静磁場を利用して組織の組成の違いを画像化する装置であるが、設備としては電磁波シールド、金属の持込、クエンチの危険性などの注意点がある。
・医療機器の特殊性として、ほとんどすべてに電源が必要なこと、膨大な情報処理・伝達が必要なこと、緊急時・非常時に稼動可能なこと、患者と医者の同線の考慮が必要なことがある。

■感想
・最新の医療機器を電気設備としての観点も交えて紹介していただき、大変興味深く聞くことができました。


以 上

                       (報告者:(株)トーエネック 小林 浩)
講演風景
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