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 フォーラム21の例会や研究会などの活動内容を紹介します。


 第26回例会「空港ターミナルビルの電気設備の概要」

日時:1月31日 17:45〜20:30
場所:中部電力 若竹クラブ
講師:日建設計 安井規祝 氏

講演内容
・ 空港ターミナル地区の建設工事全般の概要を講演していただいた。
・ ターミナルビルは2004/9竣工予定である。
・ アクセスが海上(船),鉄道,車の3通りある空港である。すべての交通機関はMAT(マルチアクセスターミナル)に集中してターミナルビルと結んでいる。
・ ターミナルビルは出発と到着を別々の階にまとめ,上下の少なくし,便利にしてある。
・ 旅客ターミナルビル(以下,PTB)は官,民間,官民共用部分に区画される。
・ セキュリティー区画は@非制限エリア,A制限エリア,B管理エリア(@とAの中間)に分けられている。
・ 建設費用の縮減が大きな課題であった。
・ 電力設備は契約電力が6000kW,自家発電が4500kW,コージェネレーション関係が4500kW,非常用電源が4000kVA,受電は6万V,2系統並行受電。(2系統ループ方式)
・ 空調設備で大空間の排煙は蓄煙方式を採用していることが特徴の一つ。
・ 接地は電力関係はB種以外は構造体接地を利用し,B種は単独とした。情報機器の接地は個別とした。
・ 照明は自然光の有効利用,高効率機器使用によるコスト削減を実施。また,大空間は間接照明を基本とした。
・ 防災関係では,FISでの火災表示,防災ブロックを設けての監視,安全対策運用を行えるようにした。(火災エリアとそうでないところでの放送内容を変えるなど)
・ 共用型チェックインシステムを採用。(空港会社CIJAC)が航空会社へレンタルする形になる。
その他
・ 講演後簡単なライトパーティが催され,講演関係の話も含めて盛況なパーティとなった。



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