トップページ

 フォーラム21メンバーが参加した講習会や展示会などの内容を紹介します。

 講習会「受配電・制御システムハンドブックとの関連技術」 参加報告


日 時:2003年6月13日(金)

メーカー紀行:

 6月13日の金曜日、小雨降る蒸し暑い午後、それは気象台が梅雨入り宣言をした翌日でした。地下鉄池下駅で下車歩いて2分、愛知厚生年金会館があります。200b程でも、汗で脇の下が"べとべと"、そのうち講師の説明が始まりましたが、坐っても汗は治まりません。冷房で落着いたのは、14時過ぎだったと思います。講師は【ハンドブック編集の櫛田氏】【キュービクルの不破氏】【監視盤の村瀬氏】【盤耐震の石井氏】。ベテランの熱弁で質疑もおおいに沸騰しました。

《概要》
日本配電盤工業会(JSIA)は昭和48年7月に結成され、昭和57年11月に社団法人化、今年11月で20年。これを記念して『受電盤・制御システムハンドブック』が刊行され、この講習会が開催されました。要点は『最新の盤技術』次の3つでした。
@ 盤の基本設計(用途・構成)
A 監視の方法
B 防振強度の対応

《考察》
 盤に新しい創造性を生むことが出来るか。古い鉄箱から新しいニーズは生れない。

《参考》電気を安全に送るため電気設備技術基準に定められている
   高圧以上の短絡保護について◎省令14条 解釈38条(過電流保護)は従来から
       電力会社へ問合せ相談して、設置・整定しています。
   高圧の地絡保護についても ◎省令10.11条 解釈19条(接地)により
       短絡と同様、電力会社へ問合せ設置・整定する様になっています。
       これは『他の需要家の停止を防ぐため』です。

       Don't forget!

報告者:中村 俊弘(トーエネック)

以 上

技術報告メニューに戻る