電気設備学会 全国大会参加報告日 時：2002年9月5日(木)〜6日(金)
場 所：武蔵工業大学 世田谷キャンパス
内 容（私が聴講した主な内容）
・東北文化学園大学の研究グループによる、仙台市のエネルギー使用状況データを用いたGIS（地図データ）データベース構築に関する研究の報告があった。昨年から継続しており、データを分散型電源の配置検討に使用する例が紹介された。
・CGSの運転実績データ報告が２件あり総合評価を行っていた。CGSによりランニングコストが14％削減されたが、本年よりこれと同程度に東電が値下げした。
・東芝より、空調の省エネ量の評価についての報告があった。過去のデータから回帰式を作成することによりベースラインを決定して評価している。
・関西テックより、電力変換器の高調波対策事例の報告があった。変圧器インピーダンスと進相コンデンサインピーダンスの直列共振で５次高調波が拡大しているのを、LCフィルタにより提言した事例で、実務に役立つ内容であった。
シンポジウムV会場の講演風景（日建設計 伊香賀氏）
報告者：小林 浩（トーエネック）
以 上